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長崎市公会堂(ながさきしこうかいどう)は長崎県長崎市魚の町にあるホールである。長崎国際文化センター建設事業の一環として建てられた。開館は1962年(昭和37年)6月2日。客席数は1,922。市内ホールの客席数では長崎ブリックホールに次ぐ規模である。 2015年(平成27年)3月末で閉館し、53年の歴史に幕を下ろした。同年10月、長崎くんちの後に解体工事が始まる予定である。 ==概要== 長崎市出身の武基雄(早稲田大学教授)の設計による。1962年の開館以降、長崎市を代表するホールとして、数々のコンサート、舞台、講演会などが行われてきた。公会堂前の広場は、諏訪神社の秋の大祭・長崎くんちの奉納踊り会場のひとつで、期間中は桟敷席が組まれ、出し物が披露される。 1977年(昭和52年)~1991年(平成3年)の毎年8月には、長崎放送主催による新人歌手コンテスト「長崎歌謡祭」が当公会堂において開催され、本田美奈子.、夏川りみらがこのステージから羽ばたいていった。 1998年(平成10年)、客席数で上回る2,002席の長崎ブリックホールが長崎市茂里町に建設されたため、長崎市により廃止も視野に入れた検討作業が行われたが、優れた近代建築であるとの理由で、2004年(平成16年)に存続の方針が出された。前年の2003年にはDOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選ばれている。内装や概観が特徴的であるため過去に映画ロケも行われた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「長崎市公会堂」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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