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長崎電気軌道500形電車 : ウィキペディア日本語版 | 長崎電気軌道500形電車[ながさきでんききどう500がたでんしゃ]
長崎電気軌道500形電車(ながさきでんききどう500がたでんしゃ)とは、1966年(昭和41年)に登場した長崎電気軌道の路面電車車両である。 == 概要 == 長崎電気軌道では、輸送力増強と車両不燃化の観点から2軸単車や木造車の置き換えを図るべく、1961年(昭和36年)より1963年(昭和38年)の3年間で年間7両、合計21両の全金属製ボギー車を新造する計画が立てられた。当初の計画通り、1961年(昭和36年)に360形7両、翌1962年(昭和37年)に370形7両を導入したものの、同社の経営悪化により1963年(昭和38年)の導入は実現せず新車導入は14両で打ち切られた。 本形式は360・370形導入後も残存する木造車の置き換えとボギー車化を目的として、1966年(昭和41年)にナニワ工機(現:アルナ車両)で6両が製造された。新製コスト抑制を図るべく車体は新造品に対し、台車や主要機器は大阪市電1701形の廃車発生品を使用した機器流用車である。設計当初よりワンマン運行に容易に対応できるよう設計され、実際に同社初のワンマン運行には本形式が用いられた。本形式の導入により木造単車の大半が置き換えられたものの、依然残存した木造ボギー車の置き換えは1969年(昭和44年)導入の600形・700形といった他都市からの中古車に頼らざるを得ず、新造車の導入に至っては1980年(昭和55年)導入の2000形まで途絶えることになった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「長崎電気軌道500形電車」の詳細全文を読む
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