翻訳と辞書 |
長期暦[ちょうきれき]
長期暦(ちょうきれき、,)とはメソアメリカ文明でおそくとも紀元前1世紀頃から使用されはじめた長期間の時を表現する暦である。一般的にマヤ暦と呼称されることもある。マヤ諸都市の石碑に刻まれていたことでひろく知られるようになった。 :''マヤの暦全般については、「マヤ文明#マヤのカレンダー」を参照'' == 長期暦のサイクル == 1日であるキン、20キンの「月」であるウィナル、18ウィナルの「年」であるトゥン、更に20トゥンを1カトゥンとし20カトゥンを1バクトゥンとする単位で構成され結果として187万2000日(13バクトゥン、グレゴリオ暦の365.2425日で除すると約5125年)の周期となっている。そのため、石碑に長期暦で日が刻まれた場合にその日を特定できるという特徴を持っている。石碑に長期暦の日が刻まれたり墓の壁画に長期暦の日付けが刻まれたりしていると、歴史学上又は考古学上の貴重な資料となる。 ただし、近年騒がれている周期に終わりがあるかのような解釈については、マヤ古来のものでなく西洋的な見方であるとして否定的な見解もある〔マヤ・カレンダー (NAGA K'U 奥義学校)〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「長期暦」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|