翻訳と辞書
Words near each other
・ 長沢一作
・ 長沢中学校
・ 長沢久美子
・ 長沢二郎
・ 長沢佑香
・ 長沢信寿
・ 長沢光国
・ 長沢克泰
・ 長沢六郎右衛門
・ 長沢勝俊
長沢千和子
・ 長沢和俊
・ 長沢和明
・ 長沢和輝
・ 長沢均
・ 長沢城
・ 長沢大
・ 長沢太郎
・ 長沢奈央
・ 長沢実導


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

長沢千和子 : ウィキペディア日本語版
長沢千和子[ながさわ ちかこ]

長沢 千和子(ながさわ ちかこ、1964年6月18日 - )は、日本将棋連盟所属の女流棋士松田茂役九段門下。女流棋士番号は5。長野県松本市出身。
== 棋歴 ==
将棋の動かし方を覚えたのは、小学校4年の頃〔平成10年版「将棋年鑑」(日本将棋連盟)〕。将棋道場を経営していた父は、歌を覚えるのが早いという千和子の記憶力に着目し、将棋が強くなるのではないかと思ったという〔別冊宝島380「将棋王手飛車読本」〕。
千和子が中学1年のとき、父が「中部六県名人戦」で優勝し、その大会で審判を務めたプロ棋士の松田茂役(後に千和子の師匠)が父を訪ねてくる。その際、松田が千和子を相手に将棋を指し、「才能があるのではないか」と言う。これが将棋を本格的に始めたきっかけである〔〔女流棋士会 〕。
1979年8月、松田茂役門下として、女流2級でプロ入り。
1983年度、第6期女流王将戦林葉直子女流王将への挑戦権を得、タイトル戦初登場。三番勝負は0勝2敗で敗退〔林葉の女流王将10連覇の中の3期目。〕。
1984年度、第11期女流名人位戦でも林葉に挑戦。五番勝負は1勝の後の3連敗で敗退。
20代前半の頃、女流王将戦で挑戦権争いをしていたとき、山下カズ子との対局の勝勢の局面で、4段目でを成るという反則負けをし、以降、スランプに陥る。将棋の道から退くことさえ考えたが数ヵ月後に立ち直り、以降、従来の「才能で指す」というスタイルを改め、棋譜並べ(過去の実戦の研究)や詰将棋などに打ち込むようになる〔。その努力が1995年度、レディースオープントーナメントで開花。決勝で当時三冠の清水市代を破り、棋戦初優勝をする。
2000年、蛸島彰子、山下カズ子、中井広恵、清水市代に次ぐ、史上5人目の女流四段に昇段。
2008年7月2日、女流名人位戦B級の対伊奈川愛菓戦で勝ち、通算300勝達成。
2012年4月1日、前日に森安多恵子が引退したことにより、日本将棋連盟所属の現役女流棋士で最年長となる。(LPSAでは、17歳年長の蛸島彰子が最年長)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「長沢千和子」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.