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長生(ちょうせい)は囲碁用語の一つで、死活がらみで同型反復になる特殊な形。中国にある長生殿での対局中にこの形が出現したことからこの名がついた。 現代の日本ルールでは、実戦で黒白双方とも譲らなかった場合ルールにより無勝負となる。一方で中国ルールでは、超コウルール(同形反復の禁止)により生き死にの結論が出される。 下の図のような形が長生の代表例である。 == 長生の経過 == 上の図で、黒にaと打たれると五目ナカデで白は全滅する。そこで、同じ点に下図白1と差し込む妙手がある。放置すると白bに抜かれて生きなので、黒は2に打って2子を抜くよりない。 白は3に取り返すことになるが、黒は目を奪うため▲の点にウチカく。すると一番上の図に戻ることになる。 このまま打ち続ければ、永遠に同じ形が繰り返されることになる。このまま両者が譲らなかった場合には、無勝負となることに決められている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「長生」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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