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長田 弘(おさだ ひろし、1939年11月10日 - 2015年5月3日)は、日本の詩人、児童文学作家、文芸評論家、翻訳家、随筆家。 == 来歴・人物 == 1939年、福島県福島市生まれ〔〔。、早稲田大学第一文学部卒業〔。 同大在学中の1960年、詩誌「鳥」を創刊〔。雑誌「現代詩」「詩と批評」「第七次早稲田文学」の編集に加わる。1965年に詩集『われら新鮮な旅人』でデビュー。以来詩人として活躍する。代表作は児童向けの散文詩集『深呼吸の必要』であり、ロングセラーとなった。詩集の他には評論、エッセイなどの著書がある。1971年 - 1972年までアイオワ大学国際創作プログラム客員詩人を務めた。NHKのオピニオン番組『視点・論点』にも出演した。読売新聞の「こどもの詩」の選者を、死去した川崎洋に代わって2004年12月から2015年5月まで務めた〔〕。 2006年に出版された『読書から始まる』は読書法の指南書やエッセーではなく、読書という営みを異なる複数の観点から捉えた読書論となった。哲学者の越智貢は、本とはみなされないものを本と呼び、人の表情をさえ言葉と表現することを挙げて詩人長田ならではの視点であると述べる。越智はさらに、言葉を表現の道具とみなす常識や既成概念の破壊、「分ける」「育てる」「蓄える」といった独特の文化類型論の展開、などを指摘し、本書は読書論にとどまらず現代社会への批判や文化論の書となっていると評した。 2015年5月3日、胆管癌のため東京都杉並区の自宅で死去〔長田弘さんが死去、75歳 詩人、評論や児童文学も 産経新聞 2015年5月10日閲覧〕。。死去前日まで仕事を続けていたという。没前後として、詩集や著作が刊行された。 アメリカ文学者で早稲田大学教授の青山南は弟。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「長田弘」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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