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長臂人[ちょうひじん] 長臂人(ちょうひじん)は中国に伝わる伝説上の人種である。修臂(しゅうひ)とも〔『淮南子』海外三十六国における呼称。〕。古代中国では南方に位置する国に棲んでいたとされる。
== 概説 == 古代中国の地理書『山海経』の海外西経によると、長股国は三首国・周饒国の東にあり、長臂人は非常に長い手をもつ人間の姿だという。その長い手をつかい、魚を捕る。 類書である王圻『三才図会』では長臂国は東の海にあり、長臂人たちは近くにすむ長股人(ちょうこじん)たちに背負われて海に入り魚を捕る。また、昔ある人が海で一丈あまりの長さの袖(そで)をもつ衣服を発見したことがあり、長臂人のものであると言われたという事が記されている。日本の『和漢三才図会』や奈良絵本『異国物語』などでもその解説が使われている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「長臂人」の詳細全文を読む
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