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長角果[ちょうかくか]
長角果(ちょうかくか、Silique)は、植物における果実の種類の一つ。裂開果の一種で、アブラナ科植物で多く見られる。 2枚の心皮から形成された子房が合着した構造を持つ果実で、長さが幅の3倍以上のものを長角果という〔Hickey, M.; King, C. (2001). The Cambridge Illustrated Glossary of Botanical Terms. Cambridge University Press.〕。なお長さがそれ未満のものは短角果(silicle)と呼んで区別する。長角果の内部は仕切りで2室に分かれており、熟すと縫合線に沿ってはじけ、内部の種子を放出する。
Lunaria annua MHNT.BOT.2004.0.779.jpg|ゴウダソウの長角果 Capsella bursa-pastoris Sturm23.jpg|ナズナの短角果 Raphanus sativus 004.jpg|ハツカダイコンが持つ非裂開性の長角果(Indehiscent siliques)
== 脚注 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「長角果」の詳細全文を読む
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