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長谷川 集平(はせがわ しゅうへい、1955年4月19日 - )は日本の絵本作家、ミュージシャン。 ==来歴・人物== 兵庫県姫路市出身。兵庫県立姫路東高等学校卒業。武蔵野美術大学中退。 1976年第3回創作えほん新人賞を受賞した『はせがわくんきらいや』でデビュー。森永ヒ素ミルク中毒事件(長谷川自身もヒ素の入った粉ミルクを飲んだ)を扱いながら、日本人の生活や心理を大胆に切り取り、斬新な絵本作法で鮮烈なデビューを飾った。 初期の『とんぼとりの日々』『トリゴラス』『日曜日の歌』から東日本大震災以降の『小さなよっつの雪だるま』『れおくんのへんなかお』『およぐひと』『アイタイ』『あなに』『天使がいっぱい』『むねがちくちく』まで約40年、常に絵本の可能性を問いながら、子どもからおとなまで幅広い年齢層の読者を増やしてきた。プロレス絵本『パイルドライバー』野球絵本『ホームランを打ったことのない君に』など大衆文化に対する独自のスタンスを持つ。 1977年に松本猛と絵本モンタージュ論を提唱。80年代から池袋コミュニティ・カレッジ、岡山集平塾、長崎絵本セミナリヨをはじめ、各地で講座・講演を続け、2002年より京都造形芸術大学客員教授。『絵本づくりトレーニング』は実践的入門書である。 絵本、イラストレーション、小説、評論、翻訳、作詞作曲、演奏など多様な方法でロックンロール・スピリットを貫く。 『プレゼント』(絵:村上康成)で、1988年ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞。『見えない絵本』で、1990年第20回赤い鳥文学賞。『石とダイヤモンド』『鉛筆デッサン小池さん』で、1992年第14回路傍の石文学賞。『ホームランを打ったことのない君に』で、2007年第12回日本絵本賞。2012年第34回姫路市芸術文化賞。挿絵を描いた『きみは知らないほうがいい』(作:岩瀬成子)で、2015年第62回産経児童出版文化賞大賞。 1991年から長崎市に住む。 叔父に映画監督の浦山桐郎がいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「長谷川集平」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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