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住居番号(じゅうきょばんごう)は、一定の地域内における建物の位置を示すために規則に従って建物に付与される番号である。ハウスナンバーや戸番(こばん)と呼ばれることもある。家屋番号・地番とは異なる。 == 総説 == 住居番号は、世界的には、1本の道路に面する全ての建物のうちで重複のない番号を道路に沿って順序よく各建物に付与する方式で付与される。この場合、一定の地域内の各道路に重複のない名称が付与される。よって、住居番号と道路の名称とを組み合わせると、地域内の個々の建物を曖昧さなく指定できる。また、住居番号からは、ある建物が道路の左右いずれの側にあるか、道路の起点からどのくらい離れた場所にあるかが読み取れることがある。この方式は、日本では道路方式と呼ばれる。 一般に、住居番号は、重複、混乱などが起こらないように、市役所などの公的機関によって発行される。建物の所有者・管理者は、法律・条例により、住居番号の取得と建物への住居番号の表示が義務付けられる。建物に取り付けてこれを表示する板は住居番号表示板と呼ばれる。 規則的に付与されて建物や地図上に表示された住居番号を利用すると、市街地で訪問先の建物を探したり、郵便物を配達順に並べ替えたり(道順組立)、住所を表示したりするのが容易になる。警察・消防に場所を通報するのも迅速に間違いなく行える。 住居番号の発祥は1512年のパリであるという〔「The numbering of houses 」『ニューヨーク・タイムズ』(1898年7月16日)〕。 各国における住居番号の付け方は次のとおりである。国は五十音順に配列されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「住居番号」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 House numbering 」があります。 スポンサード リンク
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