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門田貝塚[かどたかいづか]
門田貝塚(かどたかいづか)は、岡山県瀬戸内市にある弥生時代から鎌倉時代までの大規模な集落遺跡であり、特に弥生時代の貝塚を伴う集落遺跡。1985年(昭和60年)3月6日、国の史跡に指定された。 == 概要 == 本貝塚は、吉井川東岸に位置し、吉井川の形成した自然堤防上にある。1933年(昭和8年)地元の郷土史家・長瀬薫により確認された。1950年(昭和25年)以来、研究者による発掘調査が行われていた。 1962年(昭和37年)より邑久町教育委員会による調査が行われ、1966年(昭和41年)には岡山県教育委員会による発掘調査が行われた。 1982年(昭和57年)資料整備や遺跡範囲の確認のため県の発掘調査が実施され、弥生時代前期から中世にかけての大規模な複合遺跡であることが判明した。また、弥生時代前期の貝塚を伴う集落遺跡であることも判った。 最初の発見者である長瀬薫は1936年(昭和11年)に邑久考古館を開き発掘品を展示していた。邑久考古館の展示品、発掘調査による出土品は、現在、瀬戸内市立邑久郷土資料館に収蔵・展示されている。遺跡は1985年(昭和60年)国の史跡に指定された。1998年(平成10年)門田貝塚史跡公園として整備され弥生式竪穴住居が2棟復元された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「門田貝塚」の詳細全文を読む
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