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回廊列車(かいろうれっしゃ)とは、本来は国内列車であるが、さまざまな理由により国外の路線を経由して運行される旅客列車のこと。そのほぼすべてが欧州にある。「廊下列車」(ろうかれっしゃ)とも呼ばれる。 通常、回廊列車が経由する国外の路線上の駅はすべて通過扱いであり、原則として乗降はできないが、その代わりに出入国手続などが不要となっている。 == 成立の理由 == 回廊列車が成立する理由としては次のようなものがある。 * 他国の領内を通った方が短時間で到達できる場合(距離が短い、カーブや急勾配が少なく高速が出せる、など) * 飛地と本国を結ぶ路線の場合 * 建設された時は全区間が自国領だったが、後に途中の区間が他国領になってしまった場合 シェンゲン協定発効によって国内扱いにする必要がなくなり廃止された事例もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「回廊列車」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Privileged transit traffic 」があります。 スポンサード リンク
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