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開化異相[かいかいそう]
『開化異相』(かいかいそう)は、1928年(昭和3年)製作・公開、犬塚稔監督による日本の長篇劇映画、サイレント映画、時代劇の剣戟映画である。 == 略歴・概要 == 前年の1927年(昭和2年)に『稚児の剣法』でデビューして以来、衣笠映画聯盟と松竹下加茂撮影所が提携製作した林長二郎(のちの長谷川一夫)主演作を4作連作した犬塚稔は、同年の秋には阪東妻三郎が主宰する阪東妻三郎プロダクション太秦撮影所に移籍し、阪東妻三郎主演映画を手がけるようになった〔犬塚稔 、日本映画データベース、2010年3月11日閲覧。〕。本作は、犬塚の阪妻プロ移籍7作目である〔。 1928年(昭和3年)10月20日、松竹蒲田撮影所製作による清水宏の現代劇『山彦』を併映に〔山彦 、日本映画データベース、2010年3月11日閲覧。〕、東京・浅草公園六区の電気館等で公開された〔開化異相、日本映画データベース、2010年3月11日閲覧。〕。 本作の上映用プリントは、現在、東京国立近代美術館フィルムセンターには所蔵されておらず〔所蔵映画フィルム検索システム 、東京国立近代美術館フィルムセンター、2010年3月10日閲覧。〕、マツダ映画社は25分の短縮版を所有している〔主な所蔵リスト 劇映画=邦画篇 、マツダ映画社、2010年3月10日閲覧。〕。完全尺ではないが、部分的には鑑賞できる作品である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「開化異相」の詳細全文を読む
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