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開幕投手[かいまくとうしゅ]
開幕投手(かいまくとうしゅ)とは、プロ野球における開幕戦の先発投手を指す。 == 概要 == 日本のプロ野球の開幕戦には、各球団ともエースと呼ばれる投手を筆頭に、球団の代表投手を先発させる例が比較的多く、投手にとっても開幕投手に指名されるのは名誉なことであるとされる。そのため新人選手が選ばれることは稀であり、1リーグ時代を含めても15人しかいない。それでも1950年代には毎年のように新人選手の開幕投手が登場していたが、それ以降は1962年の城之内邦雄(巨人)、1984年の高野光(ヤクルト)、2013年の則本昂大(楽天)の3人のみとなっている。 日本プロ野球においては、金田正一(国鉄・巨人)と鈴木啓示(近鉄)の14回が開幕投手の最多記録で、鈴木の挙げた開幕戦9勝は日本記録である。また、山田久志(阪急)の12年連続開幕投手(1975年~1986年)及び5年連続開幕戦勝利も日本記録となっている。 日本プロ野球史上において、最年長の開幕投手は1998年の大野豊(広島)で42歳7ヶ月。最年少の開幕投手は1952年の大田垣喜夫(広島)で18歳5ヶ月。 なお、MLBでは、トム・シーバーが計16回の開幕投手を務め最多記録になっている。2000年に野茂英雄(タイガース)が日本人初の開幕投手を務め、その後2003年・2004年にドジャースでも務めた。それ以後は、2008年に松坂大輔(レッドソックス)、2009年に黒田博樹(ドジャース)、2015年に田中将大(ヤンキース)が務めている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「開幕投手」の詳細全文を読む
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