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開拓使号客車[かいたくしごうきゃくしゃ]
開拓使号客車(かいたくしごうきゃくしゃ)は、1880年(明治13年)に開業した北海道で最初の鉄道である官営幌内鉄道で使われた開拓使等の政府高官専用の特別客車である。アメリカのハーラン・アンド・ホリングスワース(Harlan and Hollingsworth)社で製造されたものである。 == 特徴 == アメリカ式開放客室で、中央通路・デッキ・転換式クロスシートを持ち、飲料水タンク、洋式便所、ストーブがあるのも特徴である。曲線区間でも安定走行が可能なボギー車で、また当時最新技術の空気ブレーキが使用されている。車体は、台枠に至るまで木製で、台車にも一部木材が使用されている。 当時、本州ではネジ式鎖連結器であったが、開拓使号客車を含む幌内鉄道ではアメリカで実用化されたミラー式自動連結器が採用されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「開拓使号客車」の詳細全文を読む
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