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開拓者1号[かいたくしゃ1ごう]
開拓者1号(、Kaituozhe-1; KT-1)は中華人民共和国の小型衛星打ち上げロケット。中国初となる固体燃料の4段〔ロケットで、2度打ち上げられたが共に失敗。開発計画が頓挫した恐れがある〔。しかし2007年1月の衛星破壊実験には同系ロケットが使用され、詳細は不明。 == 概略 == 弾道ミサイルである東風21号に、新たに開発したロケット上段部を追加している。低軌道に100kgをペイロードする性能を有し〔、資源探査や環境観測、科学実験などへの活用が可能とされている〔。 開拓者1号は長征ロケットとは異なり、全段固体燃料ロケットである。開拓者1号の建造総指揮を努める楊樹誠は、打ち上げ操作が簡潔で、なおかつ発射準備に要する時間が大幅に短縮できることがこのロケットの大きな利点であり、中国で災害が発生した場合は即座に観測衛星を打ち上げ、軌道上から被害状況を確認することができるとメディアに語った。日本語版人民網の報道によれば最短で12時間以内に打ち上げが可能だとしている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「開拓者1号」の詳細全文を読む
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