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間引き : ウィキペディア日本語版
間引き[まびき]

間引き(まびき)とは、元来は植物を栽培する際、を密植した状態から、少数の苗を残して残りを抜いてしまう作業のことである。転じて、増えすぎたとされるものを人為的に減らす意味で使われ、生まれた子供をすぐに殺すことに使われた例もある。これについては子殺しを参照。
== 概要 ==
たとえばダイコンなどを栽培する場合、最終的には個々の植物の間がある程度開いていないとよく育たないが、苗の頃には逆に互いに寄り合っていた方が育ちがよい。そのような場合、ある程度密集した状態で苗を育て、育つにつれて苗を引っこ抜いて互いの間を開けてゆくことが行われる。この作業が間引きである。通常は弱いもの、細いものを抜き取るが、あまり大きすぎるものを抜く場合や、曲がっているなど形の悪いものを抜く場合もある。人工林における間伐もほぼ同じ意味を持つ。なお、ダイコンの場合、間引かれたものは野菜として使われ、間引き菜(まびきな)と呼ばれて販売もされている。
この作業を行わない場合、それぞれの植物はやせ細ってしまい、作物として使い物にならなくなる。ただし、その状況は植物の種によっても異なり、すべての株がやせ細って、場合によっては共倒れしてしまう場合、次第に大きさに差が生じ、一部のものだけが枯れる場合などがある。後者の場合、自然選択が働いたものと見ることもできる。ただし、どの植物でもこれを行わなければならないわけではない。たとえばイネの場合、むしろ数株を寄せ集めて植え込む。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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