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関口安義[せきぐち やすよし]
関口 安義(せきぐち やすよし、1935年9月23日 - )は、日本近代文学の研究者。都留文科大学名誉教授。 == 略歴 == 埼玉県越谷市生まれ。早稲田大学国文科卒、同大学院修了、都留文科大学助教授、教授。河北大学、オレゴン大学、ワイカト大学などで客員教授を務める。定年退職後、文教大学教授。2006年に退職した。 芥川龍之介研究で著名だが、若い頃から、久米正雄の失恋事件で悪役になった夏目漱石の女婿・松岡譲に関心を持ち、長年かけ大著評伝を1991年に完成上梓した。1999年、『芥川龍之介とその時代』で第8回やまなし文学賞受賞。 ほかにも北原白秋の児童詩研究、また小説家として失敗しフランス文学者として名を成した豊島与志雄、芥川の親友で法学者の恒藤恭や成瀬正一、児童文学作家・早船ちよ、今西祐行など、今日あまり照明が当られていない文学者の評伝を次々に上梓し、近代日本文学作家の伝記研究でも多くの業績がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「関口安義」の詳細全文を読む
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