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飯尾藤次郎[いいお とうじろう] 飯尾 藤次郎(いいお とうじろう、1875年(明治8年)2月27日〔『沖縄大百科事典』上巻、136頁。〕 - 没年不詳)は、日本の検察官、内務・警察官僚。政友会系官選県知事。 ==経歴== 愛媛県出身。飯尾東平の三男として生まれた〔『人事興信録』第8版、イ78頁〕。1903年、東京帝国大学法科大学法律学科(仏法)を卒業。司法省に入省。岐阜地方兼同区裁判所検事を務めた〔〔『新編日本の歴代知事』1129頁。〕。 1907年8月28日、内務省に転じ大阪府警視に就任〔『官報』第7251号、明治40年8月29日。〕。以後、高知県事務官・警察部長、新潟県事務官・警察部長、富山県内務部長、宮城県内務部長、熊本県内務部長、平安北道知事、黄海道知事などを歴任〔〔〔。 1927年5月7日、沖縄県知事に就任。経済の振興、中等教育の振興、政友会の党勢拡張に尽力〔。1928年12月26日、岩手県に転任。県製糸業界の立て直しのため県是製糸会社設立案を纏めた〔『新編日本の歴代知事』127頁。〕。1929年7月5日、依願免本官となり退官した〔『官報』第755号、昭和4年7月6日。〕。
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