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本項では、ソビエト連邦で開発された115mm滑腔砲について述べる。 T-44-100以来、ソビエト連邦軍の中戦車においてはD-10 100mmライフル砲が標準的な戦車砲として搭載されてきた。しかし西側諸国の主力戦車の主砲が105mm口径のロイヤル・オードナンス L7ライフル砲に更新されはじめたことから、東側諸国においても主砲の火力強化が求められることとなった。 D-10シリーズを設計した第9火砲工場設計局(旧 国営第9ウラル重機械工具製造所)のペトロフ技師の設計チームは、まず、従来の100mmライフル砲をもとに高初速化したD-54 100mmライフル砲を開発したが、これはコストが高く、また、APDS弾使用時の装弾筒の分離などに不具合があった。このことから、同砲をもとにして115mm口径の滑腔砲を開発することが決定された。 ; U-5TS : GRAU名は2A20、通称はモロート(Molot)。 : D-54 100mmライフル砲を元に、大口径化・滑腔砲化して開発された。滑腔砲化によって、長射程における精度ではD-54にやや劣るものとなっている。 : 本砲では、砲身の中ほどに排煙器が装備されたほか、2軸のメテオール砲安定装置が導入された。また、本砲は滑腔砲であることから、D-54のAPDSにかえてAPFSDSが採用されており、本砲向けの3BM3弾が世界で初めて実戦配備されたAPFSDS弾となる。 : 本砲はT-62において、主砲として採用された。 ; D-68 : GRAU名は2A21。 : を元に、大口径化・滑腔砲化して開発された。事実上、U-5TSを分離装薬式としたものであり、また、自動装填装置として"コルジナ"が導入された。 : 本砲はT-64(オブィエークト432)において主砲として採用されたが、T-64A(オブイェークト434)においては、より強力で改良された2A46 125mm滑腔砲によって代替された。 == 諸元・性能 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「115mm滑腔砲」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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