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12式地対艦誘導弾(ひとにいしきちたいかんゆうどうだん〔「MAMOR(マモル) 2015年6月号」p19に記載。〕)は、日本の陸上自衛隊が装備する地対艦ミサイル(対艦誘導弾)システムで、2012年度から調達が開始された。 == 概要 == 88式地対艦誘導弾の後継であり、当初は88式地対艦誘導弾システム(改)と呼称されていた〔平成24年度政策評価 事後の事業評価 88式地対艦誘導弾(改)システムの開発 、防衛省公式サイト〕。試作は平成13年度から行われており、開発所要経費は約138億円〔。艦船における対艦ミサイル迎撃能力の向上に対応し、主にミサイルの生存性向上が改良の主眼となっている〔。 本システムは以下により構成される。 * 捜索標定レーダー装置:2基(1/2tトラックに搭載) * 中継装置:1基(同上) * 指揮統制装置:1基(3 1/2tトラックに積載) * 射撃管制装置:1基(同上) * 発射機搭載車両:1-4輌 * 及び誘導弾6発(1輌当たり) * 弾薬運搬車:1-4輌 * 及び誘導弾(予備弾):(1輌あたり6発を7tトラックに搭載〔「平成23年度ライフサイクルコスト管理年次報告書」より。ただし「平成23年度事前の事業評価」の運用イメージにある弾薬運搬車は、重装輪回収車と共通の車体を用いた10tトラック(PLS付)が想定されている〕) システム全体の構成は88式と同様であるが、発射装置の外観が88式から大きく変わり、識別は容易である。発射機搭載車両は重装輪回収車と共通の車体に発射機を搭載したものに変更され、誘導弾体を収める容器(キャニスター)も丸型の生産中止に伴い角型に変更されており、03式中距離地対空誘導弾の発射装置搭載車両に類似したものとなっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「12式地対艦誘導弾」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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