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1957年のロードレース世界選手権は、FIMロードレース世界選手権の第9回大会である。5月にドイツのホッケンハイムで開幕し、イタリア・モンツァで開催された最終戦まで、全6戦で争われた。 == シーズン概要 == 1957年は前年と同じく全6戦で争われたが、ドイツGPの舞台が初めてホッケンハイムリンクとなった。 前年同様に全クラスをイタリアのメーカーのマシンが制したが、MVアグスタが350cc以外の全クラスを支配した前年から勢力図は大きく変わった。500ccクラスではMVアグスタのマシンが信頼性に問題を抱えている間にジレラが巻き返し、250ccクラスではモンディアルが圧勝、125ccクラスでもモンディアルがMVアグスタとの接戦を制した。しかし、これら大小のイタリアンメーカーが群雄割拠した時代はこのシーズンで終わることになる。各クラスでタイトルを獲得したジレラ、モト・グッツィ、モンディアルがロードモデルの販売低下を理由にこのシーズンをもってグランプリから撤退することを決定したのである。MVアグスタも当初はこの3社に同調していたが後に撤回した〔 『二輪グランプリ60年史』(p.42)〕〔『THE GRAND PRIX MOTORCYCLE』(p.38)〕。このためにMVアグスタには有力なライバルがいないという状況となり、特に大排気量クラスのワークスチームはMVアグスタのみという状態が翌年からしばらく続くことになった。 また、マシンのほぼ全体を覆うダスドビン・フェアリングはこの年限りで禁止となった〔『THE GRAND PRIX MOTORCYCLE』(p.46)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「1957年のロードレース世界選手権」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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