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1985年オーストリア産ワインジエチレングリコール混入事件（1985ねんオーストリアさんワインジエチレングリコールこんにゅうじけん）は、1985年にオーストリアで生産されたワインなどに、甘味やまろやかさを加える目的でジエチレングリコール（以下、DEG）が不正に添加された事件。 == 事件概要 == 1985年7月初め頃、オーストリアから西ドイツ（現ドイツ）に輸入した白ワインにDEGが混入されているとして問題になった〔毎日新聞 1985年7月18日朝刊〕。DEGは不凍液などに使われ、最小致死量（LDLo）は1000 mg/kgである。ワイン等に添加すると甘みやまろやかさを増すため、不正に添加されたものである。ワイン以外にもグレープジュース〔オーストリア政府保健環境省発表、毎日新聞 1985年8月1日夕刊〕やシャンパン〔オーストリア通信調べ、毎日新聞 1985年8月2日朝刊〕、モモ・アンズを原料とする果実酒〔日本の輸入業者による自主検査。毎日新聞 1985年8月9日朝刊〕にも添加された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「1985年オーストリア産ワインジエチレングリコール混入事件」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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