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1987年のロードレース世界選手権は、FIMロードレース世界選手権の第39回大会である。 == シーズンの概要 == ワイン・ガードナーが全戦でポイントを挙げるというシーズンを通しての好調さを見せ、オーストラリア人として初めての500ccワールド・チャンピオンとなった。エディ・ローソンは5勝を挙げたにもかかわらず、1ポイント差でランディ・マモラの後塵を拝してランキング3位に終わった。また、日本GPが20年ぶりに鈴鹿サーキットで開催されたことに加え、ブラジルとアルゼンチンでもGPが開催されて名実ともに世界選手権となった年である。 ベネズエラのカルロス・ラバードは、シーズン前のクラッシュによる怪我のため、250ccクラスのチャンピオンを守ることができなかった。代わってアントン・マンクが他の4台のホンダ・ワークスを抑えて5回目のチャンピオンを獲得した。また、ロリス・レジアーニが駆るアプリリアのマシンがサンマリノGPで優勝し、250ccクラスで優勝争いができる新たなメーカーとして名乗りをあげた。125ccクラスではガレリのファウスト・グレシーニが全11戦中10勝を挙げたが、最終戦のハラマでクラッシュし、シーズン全勝を達成することはできなかった。80ccクラスはスペインのホルヘ・マルチネスが2年連続でタイトルを獲得した。 ポルトガルの競技団体がハラマのオーガナイザーに主催権を譲渡したため、ポルトガルGPはスペインのハラマ・サーキットで行われた。1987年は、安全上の理由によりそれまでの押しがけスタートからクラッチスタートに変更になった最初の年でもある。また、FIMは80ccクラスを1989年以降廃止し、125ccクラスを単気筒エンジンのマシンに制限することを発表した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「1987年のロードレース世界選手権」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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