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1987年ベルギーグランプリは、1987年F1世界選手権の第3戦として、1987年5月17日にスパ・フランコルシャンで開催された。 == 概要 == 予選初日はウェットコンディションとなったため、2日目のタイムでグリッドが決定した。 予選上位3台がホンダエンジン使用車となり、以下フェラーリの2台、プロストの順となった。7位のブーツェンまでがコースレコードを記録した。 ドライで行われた決勝レースでは、スタート直後にオー・ルージュでフィリップ・ストレイフが大きなクラッシュを起こし、チームメイトのジョナサン・パーマーがかわしきれず接触した。他にもいくつかのクラッシュ(ベルガーとブーツェン、デ・チェザリスとアルヌー)がオープニングラップで発生したため、レースは中断された。 レースを再開するにあたり、各ドライバーはスペアカーへの乗り換えなども許可され、レース距離も本来の予定どおりの周回数で争われることとなった。 再スタートが切られると、セナが好スタートでトップに立ったが1周目にセナとマンセルがファーニュで接触した。セナはその場でリタイアし、マンセルはその後も走行を続けたが、セナと接触したことによるアンダートレイのダメージによりリタイアした。この接触により、ピケがトップにたった。 ベルガーは2周でエンジンを壊し、アルボレートは9周でギアボックスを壊してリタイアした。ネルソン・ピケは11周で排気系を壊してストップしたことで、予選6位からスタートしたプロストは、10周目には誰一人として追い越すことなくトップに浮上した。 プロストはタイヤ交換を行ってもトップの座を譲ることなく走り切り、F1での通算27勝目を記録した。これは当時ジャッキー・スチュワートが保持していたF1最多勝記録に並ぶものだった。2位にはチームメイトのヨハンソン、3位にはブラバムのデ・チェザリスが入り、5位にはロータスの中嶋が入り2回目のポイントを奪取したことで「グレーデッド・ドライバー」の仲間入りをした。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「1987年ベルギーグランプリ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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