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1987年北海道知事選挙は、北海道の執行機関である北海道知事を選出するため1987年4月12日に投票が行われた選挙で、第11回統一地方選挙前半戦の一環として実施された。 == 概要 == 知事の任期4年が満了したことに伴って実施された選挙である。北海道知事選挙は第1回(1947年)以来、一貫して統一地方選挙の日程で実施されている。また北海道は日本社会党(以下社会党)の勢力が強い地域で、知事選挙では保革による激しい一騎打ちの選挙戦が展開されてきた。 この時の知事選挙は、前回(1983年)の知事選挙で当選した横路孝弘の革新道政を継続させるか否かが争点となった。また選挙戦に入ると「売上税」問題も争点に浮上して有権者の関心も高まり、激しい選挙戦が展開された。当時の北海道は減反や二百海里減船対策、国の第8次石炭政策による相次ぐ炭鉱閉山など、北海道の基幹産業である農漁業や炭鉱業が産業構造転換を前にして問題に直面している中で行われた選挙となった。横路候補はこれら一連の産業構造転換を「国による地方いじめの時代」とし、「地方の復権」「地方の自立」を訴え、対する松浦候補は元食糧庁長官という経歴から「中央との太いパイプ」を前面に打ち出し、公共事業など国の予算の重点配分による危機打開を提示し、真っ向から対立した。選挙の結果、現職の横路候補が新人の松浦候補と山辺候補を大差で破って再選を果たした。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「1987年北海道知事選挙」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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