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1993年カナダ総選挙は、北米に位置するカナダの立法府であるカナダ議会の下院(庶民院)を構成する議員を全面改選するために行われた選挙で、1993年10月25日に投票が行われた。 == 概要 == 庶民院議員の任期満了に伴って実施された選挙である。選挙では6月まで9年余り首相を務めていたブライアン・マルルーニー(カナダ進歩保守党、以下「進歩保守党」)の政権運営に対する評価、年額350億ドルにも上る財政赤字の解消や、11%を超える高失業率をどう改善するかが主な争点となった。選挙直前の世論調査では与党・進歩保守党の支持率は17%であり、野党カナダ自由党(以下、自由党)の43%に比べ大きな後れを取っていた〔毎日新聞「カナダ総選挙 自由党、政権復帰か」1993年10月25日付け朝刊7頁 〕。選挙の結果、自由党が295議席中178議席を獲得して圧勝、政権を9年ぶりに奪還した。一方、進歩保守党は解散前の155議席をわずか2議席まで激減、6月に就任したばかりのキャンベル首相自身も落選した。また第三の全国政党であり、これまで二大政党に不満を持つ有権者の受け皿となってきた新民主党も議席を激減させた。ケベック州の分離独立を党是とするブロック・ケベコワや西部地域を地盤とする新党であるカナダ改革党(以下、改革党)は大きく躍進し、第二・第三党の地位を地域政党が占めることとなった。従来の二大政党制が崩壊し地域政党が台頭するという、カナダ政界の構図を大きく塗り替えた選挙となった〔毎日新聞「カナダ総選挙 多党化、新時代幕開け」1993年10月27日付け朝刊7頁 〕。なおマニトバ州から立候補した日系カナダ人のアーサー・ミキ(自由党)が当選し、カナダ史上初の日系庶民院議員が誕生した〔毎日新聞「日系人初の当選」1993年10月27日付け朝刊7頁 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「1993年カナダ総選挙」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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