翻訳と辞書
Words near each other
・ 1の冪乗根
・ 1の冪根
・ 1の冪根の群スキーム
・ 1の分割
・ 1の分解
・ 1の原始べき根
・ 1の原始冪乗根
・ 1の原始冪根
・ 1の原始累乗根
・ 1の累乗根
1の補数
・ 1ばんスクラム
・ 1ばんスクラム!!
・ 1インチVTR
・ 1インチパンチ
・ 1オクターブ
・ 1キーフルート
・ 1クール
・ 1グラムの幸福
・ 1ゲーム連


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

1の補数 : ミニ英和和英辞書
1の補数[すう, かず]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

補数 : [ほすう]
 (n) complementary
: [すう, かず]
  1. (n,n-suf) number 2. figure 

1の補数 ( リダイレクト:補数 ) : ウィキペディア日本語版
補数[ほすう]
補数ほすう;''complement'')とは、ある基数法において、ある自然数 a に足したとき桁が1つ上がる(桁が1つ増える)数のうち最も小さい数をいう。コンピュータが加算処理で正の数の減算(負の数の加算)を行う際に利点がある。
== 定義 ==
''b'' 進法において、自然数 ''a'' を表現するのに必要な最小の桁数を ''n'' としたとき、
* b^n - a を      「''b'' 進法における ''a'' に対する基数の補数(''b'' の補数)」
* b^n - a - 1 を「''b'' 進法における ''a'' に対する減基数の補数(''b - 1'' の補数)」
という。
例えば、10進法において、自然数 61 に対する基数 10 の補数は 10^2 - 61 = 39 である。また、2進法において、自然数 10010_2 (= 18_) に対する基数 2 の補数は 2^5 - 18 = 1110_2 (= 14_) である。
定義したように考えると、''a'' の基数の補数と ''a'' とを足すと、桁数が1つ増える最小の自然数(= b^n)となり、''a'' の減基数の補数と ''a'' とを足すと、桁数が増えない最大の自然数(= b^n - 1)となる。
基数 ''b'' が文脈上明らかなときには、「''b'' 進法における」という表現はしばしば省略される。
しかし、基数が明らかでないときに省略すると、「\beta の補数」と表現した場合、(\beta + 1) 進法における減基数の補数と \beta 進法における基数の補数のいずれを指すのか曖昧になる(これらの値は必ずしも等しくない)。例えば、単純に「9の補数」と表現すると、「10進法における減基数(としての9)の補数」なのか「9進法における基数(である9)の補数」なのか判別できない。
一方、「基数の補数」や「減基数の補数」という用語を用いればこのような意味での曖昧さはない。
英語であれば、例えば nines' complement と nine's complement のように書き分けて一応の区別が可能(Knuth の文献を参照)である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「補数」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Method of complements 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.