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1号型哨戒艇(いちごうがたしょうかいてい、)は、海上自衛隊が運用していた哨戒艇の艦級。1958年にアメリカ海軍の45フィート型哨戒艇(ピケット・ボート)15隻の供与を受けたものであり、1970年代まで運用されていた。 == 設計 == 第二次世界大戦中、アメリカ合衆国では飛行機の喪失に備えて、45フィート型救難艇(クラッシュ・ボート)を開発した。しかし航空機の行動範囲の拡大にともなって救難艇はより大型・高性能化したことから、この設計は港湾警備用の哨戒艇(ピケット・ボート)に転用され、大戦中に450隻以上が建造されることとなった。 船型はハードチャイン型、船質は木材であり、外板はダブル・ダイヤゴナール張りとされた。キャビンはセパレートされ、船首側に操舵室を、船尾側にはこれとほぼ独立した甲板室を設けていた。その間の艇中央部のスペースは露天の指揮所であり、機銃座もここに設けられた〔〕。 主機関としては、ゼネラルモーターズ(GM)社製の2サイクル6気筒高速ディーゼルエンジンである64HN9型が搭載されたが、自己逆転機構を備えていないことから、逆転減速機を介して推進器を駆動する方式とされた。なお本機は、LCVPなどの上陸用舟艇で広く採用されたグレイ・マリン・ディーゼルの同系機にあたるものであった。貸与当初は16ノットの速力を発揮できたが、木材の吸水による重量増と主機関の経年劣化による出力低下のために、除籍直前のころには10ノット前後がせいぜいとなっていた〔。 武装としては、上記の機銃座に12.7mm連装機銃または20mm単装機銃1基を、またその両舷に各2個ずつの爆雷を搭載していた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「1号型哨戒艇」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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