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2005年イタリアグランプリ (LXXVI Gran Premio d'Italia) は、2005年F1世界選手権の第15戦として、2005年9月4日にモンツァ・サーキットで開催された。ファン・パブロ・モントーヤがF1史上最速の372.6 km/h (231.5 mph) を記録したレースであった。 ==レース概要== キミ・ライコネンは予選で最速タイムを記録したが、エンジンを交換したことのペナルティで10グリッド降格処分を受け11番手スタート、代わってモントーヤがポールポジションを得た。 レースはモントーヤが制し、2位にフェルナンド・アロンソ、3位にジャンカルロ・フィジケラが入った。ライコネンは11番手からスタートしヤルノ・トゥルーリ、ラルフ・シューマッハ、アントニオ・ピッツォニア、ジェンソン・バトンを抑えて4位に入った。ライコネンはワンストップ作戦で優勝を狙えたが、タイヤの空気圧低下でやむなく2度目のピットストップを行った。 アロンソはこのレースで総ポイント103となり、2位のライコネンとの差を27と3ポイント広げた。これにミハエル・シューマッハが55ポイントで続くが、タイトルは以降アロンソとライコネンの間で争われることとなる。モントーヤはシューマッハより上位でフィニッシュし、10ポイントを得たものの50ポイントとランキングでは依然シューマッハの下であった。コンストラクターではルノーが146ポイントで、マクラーレン-メルセデスに10ポイントの差をつけて首位を維持した。フェラーリが86ポイントで3位、トヨタは7ポイントを得、78ポイントで4位となる。 このレースではリタイヤした車両が無かった。これは1961年オランダグランプリ以来の椿事であり、このグランプリ以降で全車完走となったレースは2011年ヨーロッパグランプリとなる。2005年アメリカグランプリもリタイヤした車両が無かったレースであるが、ミシュランタイヤ装着車が出走を取りやめ6台で争われたレースであった。アントニオ・ピッツォニアがニック・ハイドフェルドに代わってシーズンの残りを走ることとなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「2005年イタリアグランプリ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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