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2016年問題(2016ねんもんだい)とは、2020年の東京オリンピックに向けて、東京都や首都圏(特に東京圏)各地の劇場やコンサートホールが改修工事などのために閉鎖し、コンサート用の施設が不足するとされる年問題である。 == 概要 == 2020年の東京オリンピックに向けて、大型施設の改修や建て替えが重なってしまい、ライブやコンサートのみならず、バレエや伝統芸能の公演会場を予約できなくなってしまうと言われている問題である〔。また、青山劇場や五反田ゆうぽうとなどの閉鎖により、10年間で約2万5,000席分が失われているという。大型の会場(アリーナ級)が使えないため、大規模な公演を行う開催者が中規模会場(ホール級)の複数日程占有に走り、さらにその煽りを受けて中小規模の開催者が、ホール級から小規模な会場(ライブハウスなど)の占有に走る、と言う連鎖的な事象により全体的に会場不足が深刻化していると言う〔(画像)〕。 また、全国ツアー公演を行う開催者にとっては、首都圏・関西圏等大都市圏以外の地方公演は、大都市圏での公演の利益を元手にして地方公演での利益僅少ないし赤字を補填していることが多いことから、首都圏以外の地方会場の存在が、首都圏の会場不足の穴埋めとなるものではないとしている〔。利用できる会場が減るなかでライブの需要は増え続けており、2014年の観客動員数は2008年の2倍となっている。 2016年問題の直接の影響を受けた団体等は1月の段階で存在しつつある。乃木坂46はデビュー記念ライブの開催延期を決定している。 一方で、近年の新規開業としてZepp Divercity (2012年)、EXシアター六本木 (2013年)、大阪圏でもZepp Osaka Bayside(2017年2月予定)などがあり、主要アリーナ級会場の閉鎖も一部では比較的短期間であり、またこれまでの交通至便な東京・横浜中心部から、やや離れた郊外の公共ホール会場に開催を移す動きもあり、「2016年問題」はそこまで深刻ではないと言う意見もある。また、施設会場の供給が細くなる分の埋め合わせとして、夏にロック・フェスティバルを増やすことによってカバーするという意見もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「2016年問題」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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