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2020年夏季オリンピック(2020ねん かきオリンピック)は、2020年7月24日〜8月9日まで日本の東京都で開催される予定の第三十二回夏季オリンピック。 2013年9月7日(現地時間)にブエノスアイレス(アルゼンチン)で行われた第125次IOC総会〔Six Applicant Cities for the 2020 Olympic Games - IOC PressRelease〕で、イスタンブール(トルコ)、マドリード(スペイン)を抑えて選出された。 東京での開催は前回の東京オリンピック(1964年)以来56年ぶり2回目(ただし、1940年に予定されていた「東京オリンピック」が日中戦争により開催返上(→その後ヘルシンキに変更されるも、第二次世界大戦激化によりやはり返上され、この年は開催がなかった)になったものの、夏季オリンピック大会では開催されなかった場合でも開催回次をそのまま残すため、公式記録上では「3回目」である)で、アジア初の同一都市による複数回開催となる〔欧米諸国においては夏季五輪ではロンドン(1908年・1948年・2012年)、パリ(1900年・1924年)、ロサンゼルス(1932年・1984年)、アテネ(1896年・2004年)、冬季五輪ではサンモリッツ(1928年・1948年)、インスブルック(1964年・1976年)、レークプラシッド(1932年・1980年)の例があり、東京は夏季では5都市目、冬季も合わせると8都市目となる。〕。アジアで開催される夏季オリンピックは北京オリンピック(2008年)以来12年(3大会)ぶり4回目、なお、日本でのオリンピック開催は夏季・冬季通じると、冬季開催となった長野オリンピック(1998年)以来、22年ぶり4回目にあたる。 == 開催地決定までの流れ == ; 2011年 * 5月16日 - 国際オリンピック委員会 (IOC) が開催地決定までのスケジュールを発表し、立候補都市の申請手続きを開始した。 * 7月29日 - 世界反ドーピング機関規定への準拠とスポーツ仲裁裁判所の司法権の事前審査のため、立候補を希望する都市と各国オリンピック委員会がこの日までに IOC へ文書を提出した。 * 9月1日 - 立候補都市の申請が締め切られ、翌2日に IOC が、バクー、ドーハ、イスタンブール、マドリード、ローマ、東京の6都市からの立候補申請を正式に受理したと発表した。 * 11月3日 - 11月4日 - IOC が申請都市へのインフォメーションセミナーを開催した。 * 12月8日 - IOC の理事会において、プレゼンテーションや現地視察の順番を決める抽選が行われ、イスタンブール、東京、ローマ、バクー、ドーハ、マドリードの順となった。 ; 2012年 * 2月14日 - 財政難からの脱却を目指しているイタリアのマリオ・モンティ首相がローマの招致計画を承認しなかったため、ローマは立候補を取りやめた。 * 2月15日 - IOC への申請ファイル提出期限日。申請ファイルは、各項目ごとに IOC からの質問に答える形の概要計画書である。 * 4月14日 - モスクワで開かれた各国オリンピック委員会連合 (ANOC) の総会で、申請都市の5都市による初のプレゼンテーションが行われた。 * 5月23日 - ケベックシティで開催されるIOC理事会において1次選考が行われ、申請ファイルの審査の結果、大会の開催能力があると認められたイスタンブール、東京、マドリードの3都市が正式立候補都市に選出され、1次選考を通過した。 * 7月19日 - 国際スローガン「”Discover Tomorrow” ~未来(あした)をつかもう ~」を発表〔国際スローガン “Discover Tomorrow” 並びにルックプログラムを発表 JOC〕。JOCは他に「アスリートファースト」との言葉も使い続けてきた〔竹田恆和会長インタビュー (3/3) - JOC 取材日:2013年10月17日〕。 * 7月27日-8月12日 - ロンドンオリンピック開催期間中、立候補都市による視察プログラムが行われた。 * 11月 - アントニオ猪木参議院議員が訪朝、その際に北朝鮮IOC委員、張雄(チャンウン)より、東京への1票とアフリカの友好関係国10票ほどの取り纏めを約束された〔アントニオ猪木が独白「誰も知らない訪朝の理由」 PRESIDENT Online〕。 ; 2013年 * 1月7日 - 詳細な開催計画をまとめた立候補ファイルの提出期限日を迎え、イスタンブール、東京、マドリードの3都市が IOC へファイルを提出した。 * 3月 - IOC の評価委員会が各立候補都市を視察した。 * 6月25日 - IOC の評価委員会が、現地視察による各立候補都市の長所と短所を記した報告書を公表した。報告書はIOC委員が開催都市を決定する際の参考資料となる。公平性を保つため、得点など3都市の優劣を直接表す文言は記載されず、財政や会場計画など各項目ごとに各都市の長所やリスクを記載した形となった。 * 7月3日-7月4日 - スイスのローザンヌにおいて、IOC委員に対して各立候補都市のプレゼンテーションが行われる。 * 9月7日 - ブエノスアイレスで開かれた第125次IOC総会において、まず各立候補都市による最終プレゼンテーションが行われたあと、IOCのジャック・ロゲ会長や立候補都市を抱える国の委員を除いた約100人のIOC委員による投票が行われた。1回目の投票で42票を集めた東京が決選投票に進んだが、2位のイスタンブールとマドリードが26票で同数となったため2都市の間で投票が行われ、49票を得たイスタンブールが東京との決選に進んだ。決選投票では60票を獲得した東京が36票のイスタンブールを制し、ロゲ会長によって午後5時20分(同午前5時20分)頃、開催都市が東京と発表された。 東京は、第125次IOC総会に日本政府関係者や招致委員会関係者、JOCや各競技団体の関係者らを大量動員し、精力的なロビー活動を行った。政府からは岸田文雄外務大臣や下村博文文部科学大臣、森喜朗元首相らが現地入りし、現地時間6日にはサンクトペテルブルク(ロシア)でのG20を途中で切り上げた安倍晋三内閣総理大臣も現地入りした。また、最終プレゼンテーションでは招致委関係者や安倍首相に加えて、皇室から皇族の高円宮妃久子が参加してスピーチを行った。日本の皇族がIOC総会に出席したのは今回が初めてである。また、フリーアナウンサーの滝川クリステルの発した「お・も・て・な・し」という言葉は同年の新語・流行語大賞を受賞した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「2020年夏季オリンピック」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 2020 Summer Olympics 」があります。 スポンサード リンク
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