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23型フリゲート : ミニ英和和英辞書
23型フリゲート[23がたふりげーと]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [かた]
 【名詞】 1. mold 2. mould 3. model 4. style 5. shape 6. data type 
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

23型フリゲート : ウィキペディア日本語版
23型フリゲート[23がたふりげーと]


23型フリゲート()はイギリス海軍が運用しているフリゲートデューク級フリゲート()とも呼ばれる。1990年から2000年にかけて16隻が建造された。3隻がチリ海軍へ売却されたために退役し、13隻が運用されている。
== 来歴 ==
本型はもともと、1970年代後半に、対潜用の軽フリゲートとして開発を開始した。これは、1950年代の傑作フリゲートであるリアンダー級フリゲート、そして第二次世界大戦イギリス初の近代フリゲートであった21型フリゲートを代替するためのもので、これらにかわって、イギリス海軍対潜兵力の基幹となる計画であった。
1984年の時点では、100メートル級の比較的安価な艦として計画されており、曳航ソナーと低シグネチュア性能を重視していた。価格低減のため、ヘリコプター運用に関しては、格納庫を持たず、必要に応じて補給のみを行えるようにし、艦砲ミサイルの搭載を行わないことも検討されていた。
しかしその後、海外の顧客の要望を考慮し、またフォークランド紛争の戦訓を取り入れた結果、艦型は大型化を余儀なくされた。ヘリコプターの有用性が確認されたことから艦載機の運用設備は確保されることとなり、対地射撃の有用性が見直されたことから艦砲も追加された。個艦防空能力も重要であることがわかったので、シーウルフ艦対空ミサイルも搭載された。
特に、紛争中、多くのイギリス軍艦が、敵の攻撃そのものよりも、それによって生じた火災や浸水を制圧することに失敗して沈んだことから、ダメージコントロール能力が重視されることとなった。耐堪性を向上させるため、アルミ合金の使用は中止され、また、配管や各水密区画の設計、配置も見直された。この結果、艦そのもののコストは上昇し、艦の大きさも、当時の主力フリゲートである22型に迫るものとなった。
1番艦の発注は1984年10月29日に行われ、これは1990年6月にF-230「ノーフォーク」として就役した。その後、2002年までに16隻が就役したが、これは、同一の設計に基づくものとしては異例の建造数である。先行して整備されていた22型も14隻が建造されたが、これは建造途中に2度の設計変更が行われている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「23型フリゲート」の詳細全文を読む




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