|
2Dfacto(トゥ・ディファクト)は、NTTドコモのスマートフォンや電子ブックリーダーを対象とした電子書籍配信を行うNTTドコモ上でのサービスの名称、およびオンライン書店、マルチプラットフォーム型電子書籍サイト「honto」を運営する企業である。 == 概要 == NTTドコモと大日本印刷は2010年8月4日に電子書籍出版の企業を設立すると発表〔NTTドコモ 大日本印刷 電子出版ビジネスで提携 NTTドコモ報道発表資料 2010年8月4日〕。大日本印刷が2001年に立ち上げた「ウェブの書斎」の後継サイトとして2010年11月25日に開始した電子書籍販売サイト「honto」のプラットフォームを活用しての展開となり、2010年10月28日にドコモスマートフォンに向けの試験サービスを開始。文芸書を中心に約40万件ダウンロードされた。 2010年12月23日に株式会社トゥ・ディファクトが設立され〔大日本印刷 NTTドコモ CHIグループ ハイブリッド型総合書店の共同事業会社設立で合意 大日本印刷・NTTドコモ・CHIグループ共同ニュースリリース 2010年12月7日〕、2011年1月12日に「2Dfacto」としてドコモスマートフォン〔当初はXperia(SO-01B)、GALAXY S(SC-02B)、GALAXY Tab、LYNX 3D(SH-03C)、REGZA Phone(T-01C)、Optimus chat(L-04C)、ブックリーダー SH-07Cの7機種、以後、Android OSのドコモ端末に順次対応。〕を対象に「BOOKストア 2Dfacto」を通じて商用サービスを開始した。また、同日付でhontoの運営が大日本印刷からトゥ・ディファクトへ移管された〔 トゥ・ディファクト ニュースリリース 2011年1月11日。ドコモとDNP、電子書籍ストア「2Dfacto」を1月12日オープン ケータイWatch 2011年1月11日配信〕。これによりhontoおよび2Dfacto(ドコモ端末におけるhonto)はドコモとDNPとのジョイントベンチャー事業として運営される。 利用には専用のAndroidアプリ「BOOKストア 2Dfacto」を使用する。同アプリの起動画面において「Powered by honto」と表示されるのはhontoのプラットフォームを使用しているためであり、コンテンツの購入・ダウンロードにはhontoにおけるアカウントの登録が必須である。 2011年6月より「マルチデバイス1コンテンツ」施策の実行により、事実上hontoサイトと購入コンテンツが共用化された。これにより、閲覧したい対応端末をhontoのアカウントに登録することにより(台数制限あり)、複数の異なる端末間(ドコモスマートフォン・au/ソフトバンクモバイルのAndroid端末・iPad・iPhone・PCビューワ)でダウンロードのうえ閲覧することが可能となった。これについてはhonto#対応機種参照のこと。 決済方法としては、hontoで取り扱うものに加え、2011年4月頃より2Dfactoアプリからのアクセスに限り、NTTドコモのspモードコンテンツ決済(ドコモ ケータイ払いのspモード版)にも対応している。 なお、NTTドコモの電子書籍配信サービスとしては、2002年10月から「M-Stage book」という名称で、Infogate経由でのパソコン・PDAのデータ通信ユーザーを対象に提供し、2005年にサービス終了した。なお、同サイトにおいてもhonto(前身の「ウェブの書斎」)と同じXMDFフォーマットを採用していた。 2012年5月1日、それまで丸善CHIホールディングス傘下の図書館流通センターが運営していたオンライン書店「ビーケーワン」の運営が当社に移管され、同年5月17日にhontoに統合された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「2Dfacto」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|