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2の冪(にのべき)は、適当な自然数 ''n'' を選べば、2 の ''n'' 乗 2''n'' の形に表せる自然数の総称である。平たく言うと2の累乗数(にのるいじょうすう)である。 == 概説 == 小さい順に並べると :1, 2, 4, 8, 16, 32, 64, 128, 256, 512, :1024, 2048, 4096, 8192, 16384, 32768, 65536, 131072, 262144, 524288, :1048576, 2097152, 4194304, 8388608, 16777216, 33554432, 67108864, 134217728, 268435456, 536870912, :1073741824, 2147483648, 4294967296, 8589934592 …() となる。 2倍を繰り返したり、1 + 1 から始めて答えを2つずつ加え合わせることによって得られる数である。いずれもごく基本的な数量操作であり、様々な場面で用いられる。 指数に負の整数を許すならば、2の冪乗(この場合、それらは自然数ではなく有理数である)の中には「半分」の概念も含まれてくる。実際、1 (20), 1/2 (2−1), 1/4 (2−2), 1/8 (2−3), 1/16 (2−4) … というようなものも、2の冪乗として表すことができる有理数である。 トーナメント制のスポーツ大会で、試合の回戦が進むごとにチーム数が単純に半減していくように試合を組むとすれば、出場チーム数を2の累乗数にしておかなければならない。但し、実際にはシードや敗者復活などのルールを利用して試合を組むので、2の累乗数に近ければ支障が無い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「2の冪」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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