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34丁目-ハドソン・ヤード駅 : ミニ英和和英辞書
34丁目-ハドソン・ヤード駅[えき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひのと, てい]
 【名詞】 1. 4th in rank 2. fourth sign of the Chinese calendar
丁目 : [ちょうめ]
 【名詞】 1. district of a town 2. city block (of irregular size) 
: [め, もく]
 【名詞】 1. (1) item 2. division 3. class 4. (2) piece (in Go)
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [えき]
 【名詞】 1. station 

34丁目-ハドソン・ヤード駅 : ウィキペディア日本語版
34丁目-ハドソン・ヤード駅[えき]

34丁目-ハドソン・ヤード駅または単に34丁目駅 (34th Street – Hudson Yards, 34th Street) はマンハッタンウェストサイドにあるニューヨーク市地下鉄である。IRTフラッシング線に属し、ニューヨーク市地下鉄7号線の西端(地図上は南西端)にあたる。1面2線の島式ホームで、地上階とホーム階の間に2層のコンコース階がある。
この駅はもともとは2012年夏季オリンピックの招致の際に計画されたもので、2012年夏に開業する予定であったが、ニューヨークが選に漏れたため、開業は2013年11月まで先延ばしされた。2011年には駅構内のエスカレーターおよびエレベーターの設置遅れのため2014年6月開業予定となったが、その後もエレベーターや防火設備、保安設備の問題で何度も延期されて2015年9月13日にようやく開業した。34丁目-ハドソン・ヤード駅はニューヨーク市地下鉄において1989年以来の新駅〔当駅の前に最後に開業したのはレキンシントン・アベニュー-63丁目駅、ルーズベルト・アイランド駅、21丁目-クイーンズブリッジ駅の3駅で、1989年10月27日のことであった。〕 で、ニューヨーク市政府が費用負担して設置された駅としては1950年以来のものであった。
市と地下鉄を運営するメトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ (MTA) のファー・ウェスト・サイド開発のマスタープランの一環として、IRTフラッシング線をから西へ11番街まで延伸し、そこからさらに南へ34丁目まで延伸した。もともとは、ニューヨーク・ジェッツの本拠地として、そして2012年夏季オリンピックのメインスタジアムとして計画されながら建設に至らなかったの計画に関連して提案されたものであった。スタジアムの計画は市と州の計画当局から却下されたものの、ニューヨークの政治指導者たちがハドソン・ヤード再開発計画の一環として8番街の西、34丁目より北の倉庫街の再開発を目論み、そのためには地下鉄が必要だとされたことから、地下鉄7号線の延伸が承認される運びとなった。また、駅の出入口から半ブロックのところには、2008年から2014年にかけて拡張工事が行われたジェイコブ・ジャヴィッツ・コンベンション・センターがある。
== 歴史 ==

=== 計画と建設 ===

1993年時点で、は「市の未来を形作る」(Shaping the City's Future) という報告書を書き、その中でかつては工業地帯で急速に発展しつつあったヘルズ・キッチンまでフラッシング線を延伸する検討を行った。メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ (MTA) でも、そのような延伸の可能性について検討を始めていた。2001年の報告では、ニューヨーク市計画委員会はさらなる発展には地下鉄の延伸が不可欠であるとした。
この計画は、ニューヨークの2012年夏季オリンピック招致の一環として再び提案された。ニューヨーク市は、国際オリンピック委員会が開催地を決める2005年7月以前に建設資金の目処をつけることを望んでいた。しかし、MTAの予算計画に不足があったこと、そしてそれ以前から計画があったIND2番街線イースト・サイド・アクセスの資金調達が重なったこともあって、MTAは延伸のための予算を捻出することができなかった〔。また、の上に建設され、オリンピックのメインスタジアムとなる予定であったの提案が2005年に州議会に却下されたため、ニューヨークはオリンピック開催地の選から漏れてしまった。
当時ニューヨーク市長であったマイケル・ブルームバーグにとって、延伸計画は依然として優先課題であった〔。ブルームバーグは、2006年12月12日のに対する演説の中で、市は2006年11月に地下鉄7号線の11番街-34丁目への延伸のための債券の発行を開始したと述べた。延伸費用は、市の債券の発行で賄われ、地下鉄延伸の恩恵を受ける地区の将来的な発展による固定資産税の増収分から償還される。延伸費用は当初21億ドルとされていたが、10番街駅の見送りにより5億ドル浮いたにも関わらず結果的に24億ドルまで膨張した〔。
2007年10月に、MTAはJ.F.シー、スカンスカUSAシビル、シアボーンの3社で構成される合同企業体S3に対して、11億4500万ドルでの2本の単線トンネルを建設する契約を結んだ。この契約では、7号線の当時の終点であるタイムズ・スクエアから41丁目の下を11番街まで西に進み、そこから26丁目まで南下するトンネルを建設することになっていた。リチャード・ダットナー・アンド・パートナーズ・アーキテクツが34丁目駅の設計を行った。新しい駅の外郭を掘削し、トンネルの最初のを発破工法で掘削した後、2台のトンネルボーリングマシン (TBM) が据えられて残りのの掘削が行われた。TBMにより、掘削しながらコンクリート製の覆工セグメントを設置してトンネル内壁を構築していった〔〔。
2008年6月に、トンネルの建設が11番街に沿って開始された。MTAは2009年12月21日に、1台のTBMが34丁目駅の壁を破って貫通したと発表した。2台のTBMとも、2010年春に所定のトンネル工事を完工する予定であった。
2011年4月に、MTAはトンネルや駅のコンコースおよびプラットホームに関する契約の85パーセントが完了し、機械・電気設備、電力、照明、軌道などに関する契約が2011年7月に結ばれる予定だと発表した。こうしたシステム関連の契約は実際には2011年9月に結ばれた。2012年5月にMTAは、延伸工事の65パーセントが完了し、最初のレールが敷設されたと発表した。2013年8月までには、工事は90パーセント完了した。
2013年12月20日に、ブルームバーグ市長は延伸区間の記者公開に際して、ほぼ完成した駅まで記念乗車を行って、彼の市長としての成果の一部を誇示した。しかし、列車の試運転が開始されたのは2015年6月になってからであった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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