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トヨタ・3S-GEは、ヤマハ発動機が開発しトヨタ自動車に供給生産していた、自動車用のガソリンエンジンである。 == 概要 == 直列4気筒SOHC8バルブであった2S-E型エンジンを基に、ヤマハ発動機製のシリンダーヘッドを装着し、シリンダーの内径および行程を変更して、より高出力のスポーツ志向に振ったものである。 1984年6月にマイナーチェンジを実施した2代目カムリ(V10系)および初代ビスタ(V10系)に初めて採用された。採用当初はレギュラーガソリン指定だったが、後の高出力化に伴いプレミアムガソリン指定へと変更された。 1980年代から2000年代中盤までの、トヨタの中型車のスポーツグレードに幅広く搭載されてきたが、2000年代以降実施された低排出ガス車認定制度に非対応という理由で2007年5月を以って生産を完了(終了)している。当初は自然吸気仕様のみだったが、1980年代後半にはターボ仕様の3S-GTEも登場し、セリカGT-FOURなどに搭載された。 3S-GE、3S-GTEともに最終型は可変バルブ機構(VVT-iなど)が採用され、出力と燃費を大幅に向上させ、Beamsという通称が与えられた。 なお、3S-GEの派生版に当たるのがトヨタ内製のハイメカツインカムヘッドを装着した3S-FEである。こちらはレギュラーガソリン指定の実用エンジンであり、トヨタの中型車に幅広く搭載された。 初期の3S-GEはバキュームセンサーが泣きどころであり、何度かサービスキャンペーンが行われている。対応する駆動方式に関しては、市販車で4種類選べた時期もあった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トヨタ・3S-GE」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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