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4-ピロン-2-カルボン酸 : ミニ英和和英辞書
4-ピロン-2-カルボン酸[さん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

カルボン酸 : [かるぼんさん]
 (n) carboxylic acid
: [さん]
 【名詞】 1. acid 

4-ピロン-2-カルボン酸 : ウィキペディア日本語版
4-ピロン-2-カルボン酸[さん]
4-ピロン-2-カルボン酸(英語、4-pyrone-2-carboxylic acid)は、有機酸の1種である。コマン酸(英語、comanic acid)とも呼ばれる。
== 構造と性質 ==
4-ピロン-2-カルボン酸の分子式はC6H4O4で、分子量は約140.10である

大木 道則、大沢 利昭、田中 元治、千原 秀昭 編集 『化学辞典』 p.1183 (左下) 東京化学同人 1994年10月1日発行 ISBN 4-8079-0411-6


純粋な4-ピロン-2-カルボン酸は、常温常圧で固体であり、融点は約250 ℃である

大木 道則、大沢 利昭、田中 元治、千原 秀昭 編集 『化学辞典』 p.1183 (左下) 東京化学同人 1994年10月1日発行 ISBN 4-8079-0411-6


なお、融点の250 ℃を超えると4-ピロン-2-カルボン酸は、徐々にカルボキシ基が脱炭酸するという形で分解し、
4-ピロンになる

大木 道則、大沢 利昭、田中 元治、千原 秀昭 編集 『化学辞典』 p.1183 (左下) 東京化学同人 1994年10月1日発行 ISBN 4-8079-0411-6


参考までに、4-ピロンの常圧での融点は31 ℃から32 ℃程度であり、沸点でも215 ℃である

大木 道則、大沢 利昭、田中 元治、千原 秀昭 編集 『化学辞典』 p.1183 (左中央) 東京化学同人 1994年10月1日発行 ISBN 4-8079-0411-6


したがって、この脱炭酸による分解反応を常圧下で行った場合、4-ピロンの気体が発生してくることが判る。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「4-ピロン-2-カルボン酸」の詳細全文を読む




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