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4ストローク機関(フォーストロークきかん、)は容積型内燃機関の一種で、エンジンの動作周期の間に4つの行程を経る、4ストローク/1サイクルエンジンのことである。4サイクル機関や4行程機関、略して4ストとも呼ばれる。 == 概要 == 4ストローク機関は、空気と燃料の混合気を燃焼室へ取り込み燃焼して燃焼ガスを排出するまでの一連の動作(サイクル)が、ピストンの上昇と下降が2回ずつの合わせて「4回の行程」で行われる、容積型内燃機関である。1サイクルの間には、ピストンがシリンダー内を2往復してクランク軸は2回転する。 自動車やディーゼルエンジンを動力源とする鉄道車両や通常動力型潜水艦などで用られているほか、比較的小型の航空機でも用いられる。また、発電機や揚水ポンプのような定置型の動力源、農林業で用いられる可搬型の作業機械としても広く用いられている。なお、大型船舶のディーゼルエンジンは2ストロークが多い。 ホンダ・カブ(スーパーカブ)では4サイクルエンジンが採用され、低燃費(50カスタムでは180km/L)と高寿命高耐久性〔夏目幸明 『ニッポン「もの物語」』 講談社 2009年6月 ISBN 978-4-06-215315-7 その15 スーパーカブ(p.150)〕により、日本国外にも多く知られている〔DISCOVERY Chanel 「Legend of motorcycle」〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「4ストローク機関」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Four-stroke engine 」があります。 スポンサード リンク
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