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4チャンネルステレオ () とは、アナログオーディオテープの4トラック録音、またはアナログレコードに通常の2チャンネルステレオに加えてリアスピーカー2チャンネル分の信号を追加し、4つのスピーカーによる立体的な音響効果が得られるようにした方式である。ここでは後者を扱う。 1970年代前半に各社からいくつかの方式が発表され、対応ソフトも発売されたが、規格乱立による消費者の混乱、ソフトの不足、完成度の低さといった要因が重なり主流となることはなく、短期間のうちに市場から消え去った。 == 記録再生の各種方式 == 記録再生の手法による分類では、ディスクリート方式4チャンネルステレオとマトリックス4チャンネルステレオに大別される。 ; ディスクリート方式4チャンネルステレオ : 4チャンネルある入力信号をそれぞれ個別に記録して、それぞれ個別に再生する方式である。たとえば磁気テープ4トラックを用いて4チャンネル録音する方式などである。このことから完全分離方式4チャンネルステレオともいう。広義でCD-4のように合成信号を用いて後ろ側の信号を完全に分離できる方式もこの分類に含める。 ; マトリックス方式4チャンネルステレオ : 4チャンネルある入力信号を混合して録音し、再生時に混合されて記録された信号から各チャンネルを分離して再生する「4チャネル録音(もしくはマルチチャネル録音)- 2チャネル伝送 - 4チャネル再生」方式である。RM(レギュラー・マトリックス)方式のほか、CBSによるSQ方式と1969年シャイバー () によって発表されたシャイバー方式を基盤技術に持つ各種方式(ビクターSFCS方式、サンスイQS方式、パイオニア方式、トリオ方式、三洋方式、コロムビア(デンオン)方式、東芝方式、シャープ方式、オンキヨー方式、松下方式、エレボイ方式、など)がある。 ; 擬似4チャンネル : 「2チャネル録音 - 2チャネル伝送 - 4チャネル再生」の4チャンネルステレオ方式で、2チャンネル・ステレオフォニックの録音信号で後背部音声信号も収録されていると見なし擬似的に4チャンネル再生する方式で、スピーカ・マトリックス方式4チャンネルステレオなども広義でこの分類に含む。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「4チャンネルステレオ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Quadraphonic sound 」があります。 スポンサード リンク
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