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5-メトキシ-''N,N''-ジイソプロピルトリプタミン(5-methoxy-''N,N''-diisopropyltryptamine)はトリプタミン系薬物の一種。頭字語で5-MeO-DIPT(ごめおでぃぷと)と略される。人体には幻覚作用がある薬物(幻覚剤)である。日本での通称は「ゴメオ」、「フォクシー」、「メルシー」〔現在では「ゴメオ」と言うと5-MeO-DMT、5-MeO-AMT、5-MeO-DPTなども含まれるため、この通称は廃れている。〕。形状は白い結晶の粉末。性感の高まりなどの効果があるため、媚薬と触れ込まれる。〔クーロン黒沢、ポッチン下条『エネマグラ教典 - ドライ・オーガズム完全マニュアル』太田出版、2004年''〕 == 規制 == デンマークやドイツ、ギリシャ、日本、シンガポール、スウェーデン、アメリカ合衆国などの国において、5-MeO-DIPTは規制物質かそれに準ずる物として規制されている〔Erowid. ''Erowid 5-MeO-DIPT Vault : Legal Status '', Erowid.org. February 13, 2006.〕。 日本では、5-MeO-DIPTは麻薬及び向精神薬取締法に基づき規制され、日本国内における所持、使用、販売、譲渡、製造、運搬などは違法である。麻薬指定されたのは2005年4月17日。2002年6月にマジックマッシュルームが麻薬原料植物に指定された影響を受け、マジックマッシュルームに対するニッチの脱法ドラッグとしてAMTなどのケミカルドラッグと共に、愛好家の間で急速に広がった。流通していた当時は、液状の脱法ドラッグの内容物として含まれている事があった。 アメリカ合衆国では、5-MeO-DIPTは規制物質法におけるスケジュールI薬物として規制されている。2003年4月4日、麻薬取締局は「緊急スケジュール(emergency scheduling)処置」の基で、5-MeO-DiPTとAMTをスケジュールIに加えた。2004年9月29日、これらのドラッグは正式にスケジュールIに置かれた。この規制に先立ち、DIPT、DPT、5-MeO-DMTのような5-MeO-DiPTの類似物質と並行して、5-MeO-DiPTは多くのアメリカのウェブサイトで販売された。しかしながら、2004年7月、連邦法の執行はこれらの5-MeO-DIPT類似物質の販売を告訴する意向があるという事が、ウェブ・トリップ作戦により確証された。 ドイツでは1999年9月から違法となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「5-メトキシ-N,N-ジイソプロピルトリプタミン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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