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5.8×42mmDBP87 : ミニ英和和英辞書
5.842mmDBP87
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


5.8×42mmDBP87 : ウィキペディア日本語版
5.8×42mmDBP87

5.8x42mmDBP87とは中華人民共和国で開発された小銃弾薬である。この弾薬については限定的な情報しかなかったものの、人民解放軍陸軍では、5.56x45mm NATO弾や、ソ連の弾薬である5.45x39mm弾よりも優れていると主張している。もう一つ別の派生型は5.8x45mm 重弾と呼ばれ、これは狙撃銃や、分隊支援火器用として特に設計された。5.8x42mm 重弾の薬莢は標準的な5.8x42mm弾と寸度が同じであるが、より長い流線型の弾丸に重い鋼製弾芯を入れ、射程と貫通力を増強したものを利用している。
本弾薬は中国独自の小口径小銃用弾薬である。ベトナム戦争以降西側諸国では5.56x45mm NATO弾、ソ連では5.45x39mm弾が使用されるようになり、世界の軍用小銃の小口径化が進んでいった。中国でも諸国の軍用小銃の小口径化に伴って、小口径高初速弾の配備を検討し始めた。本来なら友好国であるはずのソ連にしたがって5.45x39mm弾を採用すれば済む問題であるものの、当時は中ソ間の政治的関係が劇的に冷え込んでおり、中国軍部もソ連製新型弾薬のライセンス契約を取得するのは到底できそうもない状態であると判断した。そこで小口径高初速を独自開発することとなり、本弾薬は誕生した。
== 経緯 ==
中国では5.8x42mm/DBP87の開発を1979年に開始し、1987年に完了した。5.8x42mm/DBP87は、人民解放軍陸軍で用いられていたソ連製の7.62x39mm弾を代替するために設計されていた。95式自動歩槍は5.8mm口径のアサルトライフルであり、5.8x42mm/DBP87もしくは改良されたDBP95を発射し、現在では人民解放軍陸軍に標準装備された兵器となっている。
5.8x42mm弾は、以前から続いていた小口径化、軽量化、高初速化された軍用弾薬という国際的な傾向の一例であった。アメリカ製の5.56×45mm NATO弾やソ連製の5.45x39mm弾のような弾薬は、より長くて重たい従来の銃弾と比較し、同重量という条件ならば兵員はもっと多量の弾薬を携行できた。また比較的低いボルトへの圧力とフリーリコイルが可能な衝撃を作り出すことは、軽量な銃器の設計や自動火器の精度において好まれた〔。
2004年6月、改修された突撃銃である95-1式自動歩槍用の弾薬として、5.8x42mm弾の改良版が開発に入った。双方とも設計は2010年に確定し、同年中に量産が始まった。この新型弾薬はDBP10として知られる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「5.8×42mmDBP87」の詳細全文を読む




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