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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
小型自動車(こがたじどうしゃ)とは、日本における自動車の区分のひとつ。 市場においてはナンバープレートの分類番号から「4ナンバー車(商用)」/「5ナンバー車(乗用)」と呼ばれる。 == 概要 == 道路運送車両法における区分であり、道路運送車両法施行規則において規定されている定義は以下の通り。
なお、ナンバープレートで地名の横に書かれている2桁もしくは3桁の分類番号の上1ケタ目が、5もしくは7である小型乗用自動車のことを「5ナンバー」、4もしくは6である小型貨物自動車のことを「4ナンバー」と呼ぶことが多い。また、貨客兼用車で貨物重視の4ナンバー車をライトバンやルートバン、乗用重視の5ナンバー車をミニバンやステーションワゴン、または、単にワゴンと呼ぶことが多い。 一般的には、四輪および三輪の小型自動車は普通自動車運転免許、中型自動車運転免許または大型自動車運転免許、二輪の小型自動車に関しては排気量に応じた普通自動二輪車・大型自動二輪車免許で運転できる。なお乗車定員・最大積載量・車両総重量にそれぞれ条件があるため詳細は日本の運転免許を参照のこと。 1989年(平成元年)以前は毎年の税金が普通自動車の半額以下に設定されていたため、クラウン、セドリック/グロリア、デボネアといった高級車、ランクル、パジェロといった上級SUVを含む当時の国産乗用車の多くが小型車規格に合わせて製造されていた。しかしそれ以降は排気量によってのみ税額が決まるようになった為メーカーにとっての「5ナンバー縛り」の意義は薄れ、89年当時がバブル期であったことによる高級化志向からDセグメント車〔1990年代前半に車体サイズが3ナンバー化したDセグ以下の車種の例:トヨタ・JZX90(マークII/チェイサー/クレスタ)、トヨタ・ST202(セリカ/カリーナED/コロナEXiV)、日産・スカイラインR33、ホンダ・アコード、三菱・ギャラン〕が、更にその後の不況(特に2000年代以降)においては輸出市場における大型化の要求の影響(企業規模によっては国内市場だけの為に5ナンバー車を作る余裕がない)からそれまで5ナンバーだったフルBセグメント、およびCセグメント車〔具体例:トヨタ・カローラランクス→オーリス、日産・ブルーバード→シルフィ、ホンダ・シビック、マツダ・ファミリア→アクセラ、三菱・ランサー(最終型は国内ではギャランの名を冠して販売)、スバル・インプレッサ・・・といった具合に全てのメーカーで見られる現象である。〕が3ナンバー化するケースが相次いだ。 しかし2010年代現在も未だに5ナンバー全盛期のインフラが残っている関係でこれらの車種は相対的に日本では扱いにくい存在であり、大衆車クラスでは致命的な問題となる。それが故、ZE2ホンダ・インサイトのように明確に5ナンバー車であることを売り文句にするケースもまま見られる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小型自動車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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