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5・16軍事クーデター(5・16ぐんじクーデター、5·16 )は、後の韓国大統領で当時少将(第2野戦軍副司令官)だった朴正煕(現韓国大統領朴槿恵の父)などが軍事革命委員会の名の下、起こした軍事クーデター。1961年5月16日に発生したため「5・16軍事クーデター」と一般的に言う。 == 背景 == クーデターが起こった社会的背景として、 # 自由党政権を引き継いだ民主党政権の政治的無策と党内抗争〔民主党は、新派(旧自由党政権の官僚出身者を中心とした派閥)と旧派(解放直後に結成された韓国民主党の流れを汲む民主国民党出身者を中心とした派閥)によって構成され、両派は激しく対立していた。この対立は自由党政権の崩壊で一気に表面化し、首相選出を巡って旧派は民主党を離脱して61年2月に新民党を結成した。〕 # 民主的改革に対する民主党の曖昧な態度、経済状況悪化〔当時の韓国における1人あたりのGNPは約80ドルにすぎず、北朝鮮が経済的優位に立っていた。〕に対する国民の不安の高まり # 学生や革新政党を中心とする民主化運動と「行こう!北へ!来たれ!南へ!会おう板門店で!」をスローガンとした統一運動の高まりに対して軍部が危機感を抱いた。 ことがあげられる。そして直接的背景として軍内部の問題が挙げられる。 # 分断の固定化と朝鮮戦争によって肥大化した韓国軍では軍人事が停滞し、それによって進級が進まなかった下級将校に不満が蓄積されていた〔朝鮮戦争で規模が拡大した韓国軍では、将校の進級も一足とびで行われ、三十代で将軍になるケースも相次いだ。しかし戦争後は進級が滞り、戦争直前の49年に少尉に任官された金鍾泌など陸士八期生は戦争中に少領(少佐)まで昇進したが、戦争後は七年かかって中領に昇進できた。同年代の将軍が多数いるため、進級の見込みがなかった佐官級将校には不満が蓄積されつつあった。『韓国大統領列伝』99-100頁〕。 # 不正腐敗を働いた高級軍人を追放するため下級将校によって進められた「整軍運動」が失敗し、運動の首謀者が追放されそうになっていた。 こうした背景の下、陸士8期生である金鍾泌中領(中佐)を初めとする佐官級将校によってクーデター計画が策定され、彼らがクーデターを主導した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「5・16軍事クーデター」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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