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64式対戦車誘導弾(ろくよんしきたいせんしゃゆうどうだん)、型式名ATM-1は、第二次世界大戦後に日本が初めて開発した第1世代の対戦車ミサイルである。主に陸上自衛隊で使用される。通称「MAT」〔本来なら、Anti Tank Missile(対戦車ミサイル)」の略称「ATM」になるべきだが、1960年代当時の安保闘争やそれに対する自衛隊の治安出動といった社会不安の中、「ATM」が「アトム=原子ミサイル=核兵器」に誤解されるのを避ける目的で通称がMATとなった。後継機種の87式対戦車誘導弾以降も、対戦車誘導弾はMATと通称されている。ただし、画像を見ても分かるとおり、運搬用コンテナには「ATM」と刻印されている〕。 == 開発 == 1950年代後半、防衛庁(当時)は創設当初以来アメリカ軍からの供与に頼っていた各種自衛隊装備の国産化を図るため兵器の研究開発を開始し〔同時期に導入された国産装備には61式戦車や60式装甲車、60式自走無反動砲、62式7.62mm機関銃、64式7.62mm小銃などがある〕、これにより誕生した初の国産対戦車誘導弾である。 開発は1956年から川崎重工業が行ない、1964年に制式化された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「64式対戦車誘導弾」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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