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7.62x25mm トカレフ弾(、ラテン文字表記の例: 7.62x25mm Tokarev)は、旧ソビエトとその周辺諸国で広く使用されていたボトルネック型の拳銃弾である。 == 設計 == トカレフ弾は拳銃弾としては珍しくボトルネック型にデザインされている。設計の参考にされたのはドイツの7.63x25mmマウザー弾で、寸法がほとんど同じため、銃によってはトカレフ弾とマウザー弾双方を発射することも可能である。 ただし、トカレフ弾はマウザー弾より硬度の高い鋼製ジャケットを用いるものが多いため、マウザー弾専用の銃器からトカレフ弾を発射すると銃身内のライフリングが磨耗し易く、銃身の寿命を短くしてしまう恐れがある。 トカレフ弾の平均銃口初速は400m/s、運動エネルギーは600J程度である。発射音・発射光は比較的大きい。 西側諸国の9x19mmパラベラム弾と比べると貫通力に優れ、防弾能力がNIJ規格タイプIIIA (.357 SIG、.44マグナム対応)以下のボディアーマーでは防護できないが、これは鉛資源節約のために鉄弾芯を使用している弾丸が多いためと、高強度な繊維を積層して製造されるボディアーマーは小口径で高初速な弾に弱い特性があるためで、当初からアーマーピアシング弾として意識して製作された訳では無い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「7.62x25mmトカレフ弾」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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