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72式魚雷 : ミニ英和和英辞書
72式魚雷[ななにしきぎょらい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [しき]
  1. (n,n-suf) (1) equation 2. formula 3. expression 4. (2) ceremony 5. (3) style 
魚雷 : [ぎょらい]
 【名詞】 1. torpedo 
: [かみなり]
 【名詞】 1. thunder 

72式魚雷 : ウィキペディア日本語版
72式魚雷[ななにしきぎょらい]

72式魚雷(ななにしきぎょらい)は海上自衛隊が運用していた長魚雷〔水雷兵器,丸スペシャル No.76,潮書房,1983年,P42〕。魚雷艇及び潜水艦に対浮上航行潜水艦・対水上艦向け兵装として搭載されていた〔〔72式魚雷I型展示のご案内(佐世保史料館) 〕〔海上自衛隊潜水艦史,世界の艦船2006年10月号増刊,海人社,2006年,P132〕〔The Naval Institute guide to world naval weapons systems,Norman Friedman, United States Naval Institute,Naval Institute Press, 1989,P420〕。非誘導魚雷であり、1972年(昭和47年)に制式採用され、1994年(平成6年)に運用が終了した。開発・製造は三菱重工業〔。開発中の名称は''G-5B''〔。
== 概要 ==
海上自衛隊では、創設間もない1954年(昭和29年)より、旧海軍の酸素魚雷の技術を基に、新型魚雷の開発に着手した。この新型魚雷はG-5と呼称され〔、1964年(昭和39年)まで研究が続けられたが、実用化には至らなかった〔。1965年(昭和40年)からは新型機関を搭載したG-5Bの開発が開始された〔。なお、並行して開発されたホーミング誘導式の電気式魚雷が試製54式魚雷(G-1~4B)であった。
当初は、燃料にアルコール酸化剤硝酸を用いるレシプロエンジンで開発が進められたが、硝酸の取り扱い辛さや排出気体の問題が生じた〔。そのため、酸化剤は過酸化水素に変更されることとなり、排気も水蒸気・二酸化炭素となったため、航跡も無くすことができた〔〔。1972年(昭和47年)に制式採用(72式魚雷I型)されている〔〔。
海上自衛隊の魚雷艇潜水艦に搭載された。1980年代になると、潜水艦は、これに代わりハープーン対艦ミサイルを装備するようになり〔〔、魚雷艇も最後の15号魚雷艇(11号型魚雷艇)が1994年(平成6年)に退役したことから、72式魚雷も運用が終了し、順次廃棄された〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「72式魚雷」の詳細全文を読む




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