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9-ヘキサデセン酸 ( リダイレクト:パルミトレイン酸 ) : ウィキペディア日本語版 | パルミトレイン酸[ぱるみとれいんさん]
パルミトレイン酸(、数値表現 16:1(n-7)または16:1Δ9)は、ヒトの脂肪組織のグリセリドに含まれるCH3(CH2)5CH=CH(CH2)7COOHの化学式を持つ不飽和脂肪酸である。あらゆる組織に存在するが、特に肝臓で濃度が高い。デルタ-9不飽和化酵素の働きによってパルミチン酸から生合成される。炎症を抑えることでインスリンの感受性を上げ、またインスリンを分泌する膵臓のβ細胞の破壊を阻害することが示されている〔Chronic administration of palmitoleic acid reduces insulin resistance and hepatic lipid accumulation in KK-Ay Mice with genetic type 2 diabetes 〕。 ==供給源== パルミトレイン酸は、16:1Δ9という記号で略称される。様々な動物油、植物油、魚介油に含まれ、経口摂取される。マカダミア油やシーバックソーン油は、それぞれ17%、40%という高濃度を含む。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「パルミトレイン酸」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Palmitoleic acid 」があります。
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