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Vodafone 905SH(ボーダフォン きゅうまるごエスエイチ)及び、後のSoftBank 905SH(ソフトバンク きゅうまるごエスエイチ)は、シャープが開発し、当初はボーダフォン日本法人、その後はソフトバンクモバイルが販売するW-CDMA通信方式(日本国内専用)のVodafone 3G(現SoftBank 3G)サービスを利用可能な携帯電話端末。2006年5月27日発売。 初代「AQUOSケータイ」で、ソフトバンクの大ヒット商品となった。 後継機種は、AQUOSケータイ 2nd MODEL、SoftBank 911SH、2006年(平成18年)11月25日発売。 == 概要 == ボーダフォン初のワンセグ搭載端末で、また初めて液晶ディスプレイが右に90度回転し簡単に横画面にできるサイクロイド機構を採用した。ワンセグ関連機能では、初めてminiSDへの録画が可能になり、EPG(電子番組表)対応、テレビ放送を見ながらメールや通話が可能なマルチジョブ機能搭載などワンセグ機能に特化している。地上アナログテレビチューナー〔ソフトバンクモバイルから発売されたテレビ搭載端末としては、唯一のワンセグ・アナログ両対応モデルでもある。〕やFMラジオチューナーも内蔵。 2006年2月28日の904SHの発表会で、当時開発中だった905SHが公開された。この時点では端末メーカー・価格・発売時期・スペックは全て非公表だったが、2006年3月15日に機種名が「Vodafone 905SH」であることと、2006 FIFAワールドカップの開催時期をめどに発売予定であることが明らかとなった。 そして発売前の2006年5月10日、ソフトバンクモバイル社長の孫正義が決算説明会において「905SHはAQUOSケータイだ」と発言。当端末の大ヒットによりAQUOSケータイという言葉は一般的になった。広告面では、独特の機構であるサイクロイドスタイルを「予想外の動き」と呼び、当端末の代名詞になった。この「予想外」という言葉が、後のソフトバンクモバイルの経営戦略上で重要なキーワードとなる。 2006年8月15日に社名がボーダフォンからソフトバンクモバイルになるに伴い、ブランド名が「Vodafone」から「SoftBank」になり、Vodafone 905SHに替わり新ロゴを記したSoftBank 905SHのブラック・ホワイトが2006年8月19日発売され、その後新色のネイビー・レッド・ベージュが加わり5色展開になった。 当端末の大ヒットにより、他キャリアでもシャープからAQUOSケータイを冠した端末が発売されたのはもちろん、ソフトバンクモバイルでも後継モデルが登場した。905SHはシャープ製ワンセグケータイの先鞭を付ける重要な機種となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Vodafone 905SH」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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