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93式近距離地対空誘導弾(きゅうさんしききんきょりちたいくうゆうどうだん)は、35mm2連装高射機関砲 L-90の後継として陸上自衛隊に配備された自走式の近距離防空ミサイル・システム。 防衛省は略称をSAM-3、愛称をクローズドアローとしており、自衛隊内では近SAMとも呼ばれる〔誘導武器の開発・調達の現状 平成23年5月 防衛省 〕。 アメリカ陸軍が運用しているアベンジャーシステムと似たシステム構成だが12.7mm重機関銃M2は装備されておらず、発射機内にて操作員が直接操作する方式ではない。 == 開発 == 1990年(平成2年)より試作が行われ、1992年(平成4年)に実用試験を開始している〔技術研究本部50年史 P169-171 〕。ミサイル本体は、91式携帯地対空誘導弾(SAM-2)を流用したため、開発は車載発射機と光波FCSに限られ、開発期間は3年間と短期間であった〔。光波FCSは民生品も用い、価格低減が図られている〔。1993年(平成5年)に「93式近距離地対空誘導弾」として制式採用され、翌1994年(平成6年)に部隊配備が開始された。システムの生産は東芝が担当している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「93式近距離地対空誘導弾」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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